いよいよ、ダン上野Jr.さんが「SIM同時通訳方式」の具体的な訓練方法についてレクチャーしてくれます。その方法とは、英文を「Hop」「Skip」「Jump」の3段階に分けて、繰り返し聞くことです。これだけでは何のことかわかりませんね。それではそれぞれの段階について詳しく説明します。
まず「Hop」です。Hopでは、英文がセンスグループごとに区切られ、「英語→日本語」の順で音声が流れます。第1講の冒頭を引用してみると、「They say good things come to those」という英語が流れ、すぐに「人は、よい事は人々にやってくるといいます」という日本語が流れます。そしてその後「who wait」という英文が流れ、すぐに「待つ人々に」という日本語が流れます。
以下、「but the patient singer」「しかし忍耐強い歌手は」「you're about to meet」「あなたが今、会おうとしている歌手は」「never imagined」「思いもしませんでした」「how one night would change her life forever.」「一晩が彼女の人生をこんなに変えるとは、永遠に。」というように交互に英語と日本語が流れ、一文が完結します。
ここでのポイントは、一文が終わってから日本語訳が流れるのではなく、文の途中で細切れに日本語訳が流れる、ということです。このような形で録音されている「Hop」が、英語の思考力を身につけるために最も威力を発揮するそうです。
ひとつの文を最後まで聴き終わってから意味を考えるのではなく、最初のフレーズを聴いた瞬間から意味をとっていく訓練をするので、英語に対する鋭敏な反射神経が養成されるとか。この「Hop」で充分に訓練すると、しつこく頭にこびりついていた「日本語の思考法」から解放されて、頭脳が自然に「英語の思考法」に転換するそうです。
次は「Skip」です。Skipでは、さきほどの「Hop」の日本語訳の部分が無音になっています。この無音の部分で、センスグループごとの英語の意味を、頭の中にイメージする訓練をします。そうすると、センスグループごとに英語の語順で内容に反応する「英語の思考法」がさらに強化されるとか。最初は頭の中に日本語でイメージしてもいいけど、上達すればするほど日本語から離れてダイレクトに英語のままイメージするようにするそうです。このような訓練を積み重ねることにより、英語がセンスグループごとに英語の語順で理解できるようになり、英語が英語のまま理解できるというレベルに達することができるそうです。
そして最後に「Jump」です。このJumpは、何も加工されていない元のままの英文です。Hop、Skipで充分に訓練すれば、元のままの英文をゆとりをもって聞き取れるようになっているそうです。
ここで、ダン上野Jr.さんから注意点が述べられました。それは、「HopとSkipを絶対に疎かにしないこと」です。「英語の思考法」を養成する課程はHopとSkipだから、Jumpばかり聴いても英語の思考法は身に付かないとか。HopとSkipをしつこいぐらいに聴くことが大事だそうです。
以上の訓練がスーパーエルマーの要であり、それは私が以前使っていた頃と変わっていないのですが、次に説明する「ハイパー・スピード理論」が、新たに付け加わっています。では「ハイパー・スピード理論」とはどのような理論なのでしょうか?それではまた次回、お会いしたしましょう。
-- マジックトーカーズ、英脳プログラム、スーパーエルマーを検証中 --
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